ちいきしんぶん掲載記事

汗のかきすぎで冷える!?

立冬を過ぎ、気温も下がってきました。暖を求めて岩盤浴やサウナ、温泉が恋しくなります。そんな時期なので今回は、汗のかきすぎに注意、というお話です。というのも、汗はただの水ではありません。津液という、体の大事な資源です。水を飲んでも細胞に入らなければ通り過ぎるだけで、体の水分量は増えません。そして、体の物質の中で水分は保温性が高く、体温を保つ働きも担います。「汗ばむ」程度に温まるのは良いのですが、多量の汗をかくことが続いて体液の消費が生産量を超えると、次第に体の水分量が減り「冷えやすい体質」に移行します。さらに漢方では「汗血同源」と言って、汗と血は同じ材料(体液)から作られると言われていますので、生理がある女性の方は特に注意して頂きたいです。岩盤浴などに通っているのに冷え症が改善されなかったり、疲れやすくなっていたら、一度体質を見直してみると良いかもしれません。

また、一般的に体の水分量が少ないご高齢の方も気をつけましょう。汗で体液が失われると血液がドロドロになるので、心臓や血管に負担がかかります。温まって汗をかいた後、動悸や疲労感、筋肉の強ばりや痛みはないでしょうか?体力が有り余っていて、汗をかいてスッキリ!という方は良いと思いますが、ご自分のお体とも相談して、無理のないように温泉やスポーツなど楽しんでくださいね。